2026年6月25日木曜日

沖縄慰霊の日

 Okinawa Memorial Day

おととい 6 / 23 は「沖縄慰霊の日」だった。81年前に沖縄戦で敗北し、日本の敗戦が決定的になった日だった。

米軍が上陸し、日本軍が壊滅し、20 万人が死んで、悲惨な状態にあった当時、メディアは沖縄戦をどう報じていたか。「朝日新聞『戦時社説』を読む」(室谷克実)という本は、開戦から終戦までの朝日新聞の社説すべてを調べているが、それによると、昭和 20 年5月 27 日の朝日新聞の社説は以下のように書いている。

  「沖縄に敵が上陸してから、まさに2ヶ月。我が必殺必沈の連続猛攻は大いなる戦果を
  上げつつあったが、24 日夜半よりさらに特別総攻撃の火蓋が切られ、義烈空挺隊は
  敵が先に奪取せる2飛行場にに突入、強行着陸して、敵を大混乱に陥らしめ、特別攻撃
  飛行隊もまたこれに策応して沖縄本島周辺に敵戦艦を猛攻。・・・敵の野望を挫折せしめ
  るためには、わが1億同胞はいかなる困苦にも耐えることを誓って、つづく大戦果を祈念
  するのである。・・・忠勇武烈の皇軍はいま、沖縄死守の大決戦を戦いつつある。これに
  呼応する国民の決意と情熱は天をつくばかりである。」

すでに沖縄が壊滅しているにもかかわらず、その事実を隠蔽し、なおも国民の戦意高揚を叫び、戦争を煽っている。

それから 81年後の今年。「沖縄慰霊の日」の6/ 23 の朝日新聞の社説はこう書いている。

  「・・・沖縄では在日米軍基地の集中に伴う過重な負荷が今も続く一方で、今の政府に
  沖縄の苦難の歴史を顧みる姿勢は見られない。・・・沖縄の悲惨な歴史を風化させるこ
  となく、語り継がなければならない。・・・」


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