Hugh Ferriss
ニューヨークの摩天楼のビルが建築ラッシュになった1920 年代に、ヒュー・フェリスは、建築レンダラーとして活躍した。レンダラーだから自分で建築の設計はしない。だがレンダリングとしての絵だけでなく、架空の建築のイメージを絵画として描いた。それは、巨大なコンクリートの塊が人間を圧迫するような不気味で幻想的なイメージだった。 ”夢の近代都市” ではなく、逆にディストピア的イメージだ。(画像は「The Metropolis of Tommorow」より)
ヒュー・フェリスのこのような、高層ビルが立ち並ぶ都市の光と闇が交錯する暗いイメージは、映画にもさかんに引用された。そのひとつ映画「バットマン」に登場する「ゴッサム・シティ」は有名だ。悪のはびこる犯罪都市を、ヒュー・フェリスのイメージで描いている。



















