Beatles Yellow Submarine
一昨日(11 / 2)のNHKの「映像の世紀」で、ドキュメンタリー「姿なきビートルズ 遠き世界を動かす」をやっていた。解散から半世紀がたった今もなお、メンバーが不在(姿なき)でありながら、世界中に影響を与え続けてきたビートルズの影響力を描いている。閑人の絵日記
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2026年11月4日水曜日
ドキュメンタリー「姿なきビートルズ」
2026年11月3日火曜日
山本理顕の建築
Architect Riken Yamamoto
山本理顕氏は日本のトップクラスの建築家で、自分もよく行く横須賀美術館も山本氏の作品で、海が見える立地を活かした素晴らしい建築だ。
しかしその山本氏が今度の横浜市長選挙に立候補して、ダントツの最下位で落選した。
山本氏の落選は「たかが建築、されど建築」という言葉を思い出させる。建築は建物を建てるだけの仕事だが、同時に建築を通して社会を改革する大きな力も持ちうる。という意味だ。山本氏もその意欲で立候補した。しかしその政策は「空き家を再生して新しい住宅を供給する」とか「地域コミュニティのための交流サロンを作る」などの今更ながらの政策で、実際に各地で取り組みが始まっているものばかりだった。
要するに即効的な「たかが建築」的な政策ばかりで、都市問題を変革するような「されど建築の」ビジョンは示せなかった。
横須賀美術館
2026年11月2日月曜日
杉本博司の写真
Hiroshi Sugimoto
杉本博司が、ワシントンの「スミソニアン博物館」の庭園をデザインし、そこがオープンしたというニュースが昨日あった。杉本博司は建築や演劇の演出などで活躍し、世界的に評価されているアーチストだが、出発点は「写真」だった。
10 年ほど前に「杉本博司 ロストヒューマン展」という写真展が東京都写真美術館であった。すべて白黒写真だが、その中でとくに「劇場」シリーズが印象的だった。使われなくなり、廃墟になった映画館で、真っ暗なままスクリーンに2時間くらいの映画を投影し続ける。その間シャッターを開放したままで長時間露光する。するとスクリーンは真っ白になり、その光の反射でボロボロに崩れた劇場がうっすらと照らし出される。
アメリカに実際にある廃墟の映画館を使って撮影した。どうせ画面は真っ白になるのに、投影する映画作品にこだわり、廃墟にふさわしい終末論的な映画を選んだという。例えばこの作品では、核戦争で人類が絶滅するという有名な映画「渚にて」だそうだ。杉本博司が一貫して追求するテーマは「時間」や「歴史」であり、展覧会のテーマ「文明の終わり」のメッセージが強く伝わってくる。
2026年11月1日日曜日
映画「シカゴ7」
The Trial of the Chicago 7
映画「シカゴ7」(NETFLIX)は1968 年にアメリカで実際にあった事件をもとにしたドキュメンタリータッチのドラマだ。ベトナム戦争反対を訴える若者たちのデモ隊と警官隊が衝突して数百名の負傷者がでた。検察は暴動を扇動したとしてデモのリーダーの若者7人を起訴する。そしてニクソン大統領の意を受けた裁判官が、中立性を欠き、偏見に満ちた理不尽な裁判をする。警察側がデモ隊に暴力を振るったことが事件の発端だったことが発覚しても7人に有罪判決を下す。
ラストシーンで被告の1人が立ち上がって、ベトナム戦争で戦死した兵士 5000 人の名前を一人一人読み上げる。すると検察側も弁護側も傍聴者も全員が起立して拍手を送る・・・
今から50 年以上前の事件だが、アメリカって自由と民主主義の国じゃなかったっけ?と思い、かつ最近のトランプ政権のことを思ってしまう・・・
2026年10月31日土曜日
NETFLIXの おすすめ映画機能
Recommendation feature on NETFLIX
NETFLIX でも映画を見ようとすると「あなたの好みにぴったりの映画」というおすすめ映画のリストが出てくる。しかしおすすめの映画を見てもハズレの場合が多い。AI を使って推薦映画を決めているらしいが、そのアルゴリズムはどうなっているか調べてみた。
・協調フィルタリング
自分と似たような視聴履歴を持つ人がよく見る映画と同じ映画を推薦する。
・コンテンツフィルタリング
過去に視聴した映画のジャンル、監督、俳優、テーマなどと同じ傾向の映画を推薦する。
・行動ログの活用
最後まで視聴したか、途中で早送りしたか、などの視聴者の行動を分析して、その映画が視聴者にとって本当に面白かったかを分析して、次の推薦を決める。
などの AI アルゴリズムになっているようだ。このような NETFLIX のおすすめ機能について、歴史家で AI 研究者のユヴァル・ノア・ハラリは面白いことを言っている。「近い将来、バイオメトリックセンサーを人間が身に付けることにより、目や顔の筋肉の動きにもとづいて人間の情動を検知できるようになる。人間がどの場面で笑い、どの場面で悲しみ、どの場面で退屈したかを知ることができる。テレビにカメラをつけて、視聴者をバイオメトリックセンサーで観察するようにすれば NETFLIX は気味が悪いほどの精度で視聴者の好みの映画を推薦できるようになるだろう。」
しかし、ユヴァル・ノア・ハラリが 本当に言いたいことは、その先にある。このような推薦システムの精度が上がり、ハズレがなくなると、人間の自由な選択肢が与えられず、AI のアルゴリズムに人間が従うことになる。それは全体主義国家が、検閲によって国民が見るべき映画と、見てはならない映画を選別しているのと同じことになる。それは人間が自らの自由意志で決定を下す能力を徐々に失っていくだろう、と警告している。
2026年10月30日金曜日
「トイストーリー5」
Toy Story 5
Disney + で配信が始まった「トイストーリー5」を見たがなかなか面白い。今までのシリーズと変わって、今回はデジタル時代の「トイ」をテーマにしている。スマホをいじっているばかり今の子供達の姿そのままのストーリーになっている。
2026年10月29日木曜日
「限りなく透明に近いブルー」
Ryu Murakami
村上龍が亡くなった。「限りなく透明に近いブルー」(1976 年)は大昔に読んだが、詳しい内容は忘れてしまった。ただ、当時はとても強いインパクトを受けたことは覚えている。小説はあの頃の「時代の空気感」をリアルに描いていた。高度経済成長の熱狂の終わり、若者たちの政治や理想への幻滅といった閉塞感に満ちていた。未来が見えない若者たちは、虚無感やしらけにおちいり、ただアメリカ文化の流行を追って毎日を刹那的に生きている・・・
ちなみに、ここに登場するハンバーガーやロックミュージックやドラッグが日本で流行り始めたは小説と同じ1970 年代だった。










