Oblique Projection
「斜投影図」は、立体物の正面を画面に対して平行に配置し、側面を斜めに傾けて描く平行投影の一種。正面の形は現物と同じ正確なプロポーションで描ける。しかし側面は、平行線が平行なままで、透視図のように平行線が消失点に向かって収斂しない。だから、一点透視図を見慣れている眼には、側面が奥に向かって開いている逆遠近に見える。斜投影図の実例を探してみた。閑人の絵日記
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2026年2月24日火曜日
斜投影図
2026年2月23日月曜日
エッシャー の 平行投影
Escher : Parallel Projection
エッシャーには面白い作品がたくさんあるが、見ていて新たに気付くことが多い。この絵は、上部の三分の一は、塔のある建物を3次元的に描いている。下部の三分の一は、エッシャーがよくやる、地と図を反転して組み合わせた2二次元パターンになっている。そして中央の三分の一は、階段状に並んだ立方体が描かれていて、3次元と2次元のどちらにも見えるいわば 2.5 次元で、上半分と下半分を繋ぐ役割をしている。その三つが自然に連続しながら変化している。
注目は、上部の建物の部分がパースがついていないこと。つまり、遠小近大になる「透視図」(いわゆる遠近法)ではない。平行なものは平行に描く「投影図」になっている。これは下部の2次元パターンに矛盾なく移っていくため。
2026年2月22日日曜日
ドキュメンタリー「ジェフリー・エプスタイン 権力と背徳の億万長者」
「Surviving Jeffrey Epstein」
トランプ政権を揺るがしている「エプスタイン問題」が日本でも報じられているが、なかなか真相が分かりにくい。タイミングよく NETFLIX で配信しているドキュメンタリー映画『ジェフリー・エプスタイン 権力と背徳の億万長者』を見て事件の全貌が理解できた。億万長者のエプスタインは、世界中に豪華な別荘を所有している。そこでは財力に物をいわせて築いた人脈の政財界の大物を招いたパーティが行われていた。
一方で彼は、未成年の中高生の少女に金を渡して勧誘し、その別荘に連れて来る。連れてこられた1000 人以上の少女たちにエプスタインが性的虐待をしていた。そして招待した政治家や実業家たちの接待役をさせていた。映画は、その被害者だった女性たちの証言を通して、エプスタインという人間の卑劣さを暴いている。
やげて逮捕されたエプスタインは、2019 年に留置場の独房で自殺したが、今年に入って調査資料「エプスタイン文書」が公開された。エプスタインに招待された政財界の有名人たちの名前が載っている。トランプ大統領、クリントン元大統領、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、アンドリュー英王子などそうそうたる大物たちだ。写真は、トランプ夫妻とエプスタイン夫妻。
2026年2月21日土曜日
国旗損壊罪と表現の自由
Freedom of Expression
高市内閣が目指す政策のひとつに「国旗損壊罪」の法案成立がある。自国の国旗を汚す行為を罰するための法案だ。これに対して、表現の自由を奪うものだとして反対の声もある。
ドレッド・スコット・タイラーというアーティストが、1989 年にシカゴ美術館の展覧会に出品した「星条旗の適切な掲げ方は?」というインスタレーション作品が猛烈な批判を浴びた。
壁に、星条旗が燃やされている報道写真が貼られていて、作品への感想を書くノートが置いてある。その手前の床には本物の星条旗が置かれている。ノートに書き込むためには国旗を踏みつけなくてはならない仕組みになっている。自身がマイノリティであるアーティストの、アメリカの人種差別に対する抗議が込められている。
多くの国民が星条旗への冒涜だとして激怒し、メディアも猛反発をし、ブッシュ大統領も「けしからん」と非難し、展覧会は中止に追い込まれた。そして議会は「国旗損壊罪」の法律を全会一致で成立させた。
日本でも数年前にあった「表現の不自由展」とそっくりな話だが、著者が言おうとしていのは、芸術という「文化」が、政治権力者の武器として使われることと、一方でアーティストが自分を売り出すための道具として「文化」が使われるという「文化戦争」の実態だ。
2026年2月20日金曜日
オリンピックの表彰式
Olympic games & Award Ceremony
今のオリンピックの表彰台の光景は平和的だ。フィギュアの金メダリストのりくりゅうペアが表彰台に上がる時、みんなが拍手して称えあっている。かつてはそうでないことがたびたびあった。1936 年のベルリン大会の記録映画「民族の祭典」で、前畑秀子が日本女子初の金メダルをとったときの表彰式の映像が出てくる。3か国の国旗が掲揚されるとき、前畑は国旗に向かってお辞儀をしている。銀メダルのドイツ選手はハーケンクロイツに向かってハイルヒトラーの敬礼をしている。選手たちが「お国のために」闘っていた時代を象徴している光景だ。
1968 年のメキシコ大会の男子200m で、金と銅を取ったアメリカの黒人選手が黒手袋をして、こぶしを突き上げた。自国の人種差別に対する抗議の意思表明だった。二人はIOC から除名処分を受けた。
そういえば、今度のオリンピックでも、ウクライナの選手が戦死した仲間の写真をヘルメットに貼り付けていたことで、試合前に出場停止処分を受けた事件があった。
2026年2月19日木曜日
軸測投影
Isometric Drawing
日本絵画では透視図法(いわゆる遠近法)は発達せず、「軸測投影」が使われた。対象が消失点に向かって小さくなっていくように描かず、平行なものは平行のまま描く図法だ。だから縦、横、高さの比率が変わらない。下図は、西本願寺の「慕帰絵巻」の例。
「軸測投影」は見た目の自然な見え方とは異なるが、物のプロポーションが正確に表現できる。斜めから見ているのに、上面図・側面図などで表す3面図的な幾何学的正確さがある。だから建築図として使われることがある。
日経新聞の「美術が建築に近づくとき 10 選」という連載コラム記事(2 / 18)に、こんな例が紹介されていた。「デ・スティル」の建築家ドゥースブルフの建築図で、壁や床がパーツごとに分解されて「軸測投影」で描かれている。工業デザインでも「構造分解図」として使われている図法だ。
2026年2月18日水曜日
アテンション・エコノミー
Attention Economy
最近日本でも 「アテンション・エコノミー」という言葉がよく聞かれるようになった。メディアを通して人々の「注目」や「関心」を引くことで稼ごうとする経済を意味する。近年はインターネットとスマホの普及によって、情報が桁違いに速く大量に流れる。同じような情報ばかりを繰り返し見ていると、それに影響されて、無意識のうちに偏った考えを抱いてしまう。そして言動や行動が情報に操られてしまう。
最近は、政治でも「アテンション」を引くために極端なことを言って、選挙で票を集めようとし、人々は SNS から入るそのような情報に影響されてしまうことが問題になっている。
