Family
「家族」が主題の映画で、とくに家族の「崩壊と再生」のテーマに秀作が多い。思い出すままにあげると。
・離婚した夫婦が、一人息子の親権をめぐって裁判で争う「クレイマー・クレイマー」
・暴力的な長男、軟弱な次男、毅然とした三男、の3兄弟が争う「ゴッドファーザー」
Family
「家族」が主題の映画で、とくに家族の「崩壊と再生」のテーマに秀作が多い。思い出すままにあげると。
Photogramme
モホリ=ナジは、造形芸術のさまざまな分野で、革新的な活動を行ったが、そのひとつが「写真」だった。写真による画期的な造形技法の「フォトグラム」を始めた。引き伸ばし機の上の印画紙にいろいろな物を置いて直接露光する。影の部分は白くなり、光が当たったところは黒くなる。さらに画像を描いたセロハンシートを挟んだりすると、ハーフトーンが生まれたりして、より複雑な画像が作れる。右は 1922 年の「フォトグラム」の作品で、モホリ=ナジがいかに先駆的な活動をしていたかがわかる。
写真に凝っていた若い頃、自分でも「フォトグラム」をやってみた。上の2枚は単純に物を置いただけのプリミティブな作品だが、モホリ=ナジの説明のなかに、液体を使うこともできる、とあったので、やってみたのが下の1枚。
「Vision in Motion」
何十年ぶりかで、モホリ=ナジの「Vision in Motion」(日本語訳版)を読み返している。題名のとうり、「動きの視覚」が、ホリ=ナジの追求したテーマだった。2次元の絵画、3次元の彫刻、を超えて時間により変化する4次元芸術によって視覚芸術の世界を大きく広げた。そして今では「メディア・アートの先駆者」と呼ばれている。当時(「Vision in Motion」の執筆は1943 年)はメディア・アートという言葉はなかったが、IT 時代の今、センサーなどのデジタル技術を使ってインタラクティブなメディア・アートに発展している。
例えば、メディア・アーティストの三上晴子の「視線のモルフォロジー」という作品で、視線入力装置(障がい者が手を使わず視線で PC 操作ができる装置)を使って、見る人の視線を検出して、3次元の仮想空間の中に視線の軌跡を描く。人間を入力装置に使って映像を変化させるインタラクティブ・アート。Moholy=Nagy
前回書いたモホリー=ナジはバウハウスで教鞭を取っていたが、その眼目は「光」「空間」「動き」による造形だった。日本でもその造形教育をそのまま取り入れていた。当時の課題作品の写真が少しだけ残っていた。
Moholy=Nagy
日経新聞の連載記事「メデイアアート的視点」は、現在のメディアアートの起源になった古典的な作品を紹介している。そのなかで、モホリ=ナジの「光・空間・調節器」が取り上げられていた。光を反射する金属やアクリル板を組み合わせた立体造形で、モーターによって回転する。そこに光を当てて、反射光や透過光を壁面に投影する。空間の状態を動的に変化させる「光による造形」を目指していた。
モホリ=ナジがバウハウスの教授だった1930 年の作品で、現在のメデイアアートにつなる先駆的な作品だった。
文化庁主催の「メディアアート芸術祭」に、光や映像による造形作品が毎年出品される。プロジェクションマッピングを使って空間全体への没入体験をさせたり、観客の能動的な参加により映像を変化させるインタラクティブアートや、作品を室内空間や建築空間へ拡張する環境芸術や、環境を光と影で変化させるオーギュメンテッドアートなど。最新の技術を利用したテクノロジーアートに発展させている。
copyright suit
ノルウェーメーカーの幼児用椅子のデザインを模倣した日本メーカーが著作権侵害で訴えられた裁判で、二審の高裁が著作権侵害に当たらないという判決を下した。現在、最高裁で引き続き争われている。(下は日経新聞 3 / 16 の記事)