Manabu Ikeda 「Rebirth」
連日 TV で千葉の洪水の映像を見ていて、池田学の絵画を思い出した。個展「The Pen」展(2017 年)のなかで、東日本大震災の津波をテーマにした代表作「再生」があった。図録の表紙(右図)にも使われている。閑人の絵日記
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2026年9月25日金曜日
池田学の津波の絵
2026年9月24日木曜日
千葉の台風被害と印旛沼
Inbanuma
今度の台風で千葉県が大きな被害を受けた。特に佐倉市周辺が浸水でひどかったようだが、原因は雨で印旛沼の水位が上がり、堤防が決壊し、溢れた水が周囲へ流れたためだったようだ。印旛沼へは何度も行ったが今までにそんなことは一度もなかった。周囲は見渡す限りどこまでも田んぼが広がっている。特に何もない、静かな田園風景が好きだった。そんな風景を眺めながら印旛沼で獲れた鰻を食べることができる美味しい店があるのも行く目的だった。
印旛沼へ雨の日に行ったこともある。ジトジトと降り続ける暗い日だが散策をしていると、朽ちた舟があった。もちろん今度の台風のように増水して水没したわけではない。
2026年9月23日水曜日
フェルメールの「地理学者」と日本
Vermeer "Geographer"
15年ほど前にあった「フェルメール『地理学者』とオランダ・フランドル絵画展」の図録で、フェルメールの『地理学者』について詳細な解説がされている。2026年9月22日火曜日
認知症映画 10選
Dementia Movie
昨日 9 / 21 は敬老の日だったが、「認知症の日」でもあるとは知らなかった。自分も ”認知症適齢期” だから認知症には関心があって、認知症がテーマの映画をよく見てきた。そんな映画について今までも書いたが、改めてまとめて紹介してみる。すでに認知症の人や、身近に認知症の人がいる人、あるいは認知症が心配な人に多少の参考になるかもしれない。
・・・認知症になっても生きがいを失わない前向きな映画・・・
・・・認知症の老人が現実の世界へ戻っていく・・・
19歳の少女が、ある認知症の老人の見守りをするアルバイトを引き受ける。老人は元教授だが、目的もなくあちこちを列車で旅している。少女は孤独で生きがいもなく、自暴自棄な生活をしている。少女は老人の旅に付き添って行くうちに、少しづつ心の交流がが始まる。やがて少女は「生きること」への実感を取り戻していく。老人も空想の旅をやめて現実の世界へ戻ることを決める。
2026年9月21日月曜日
大分の石橋
Stone Arch Bridge
大分へ石橋を見に行ったことがある。宇佐市の院内という地区には、100 近くの石橋が集中している。すべてがアーチ型の石橋で美しい。渓谷が多い地形で、川が急流のため、頑丈な石橋が作られたという。江戸時代から明治大正にかけて作られものだが、現在も現役で使われている。関東にはアーチ型の石橋は滅多にないが、大分へ行ったらおすすめのスポットだ。
2026年9月20日日曜日
「なぜ日本が世界に必要なのか」
Emmanuel Todd
今月出たばかりのエマニュエル・トッドの「なぜ日本が世界に必要なのか」をさっそく読んだ。前著の「西洋の敗北と日本の選択」に続いて、これからの日本が進むべき道を提言している。著者の一貫した主張である「西洋の敗北」とは、これまで世界を支配していた「自由主義的西洋」が崩壊しつつあるという意味だ。そのことが現在のアメリカに顕著に現れている。産業やモノづくりをおろそかにした結果、経済力と国力が衰えたアメリカはウクライナ戦争やイラン戦争など戦争で覇権を維持しようとしている。しかもその戦争に敗北しつつある。
著者は、すでに第3次世界大戦は始まっているとしている。そして敗北しつつあるアメリカが日本を助けてくれることは絶対にない。だから日本は自力で国を守るために、アメリカ依存をやめて自立し、「核武装」すべきだというのが著者の一貫した主張だ。そのことが日本のためだけでなく、「世界の平和」に貢献することになるとしている。
「核武装」論については議論のあるところだが、歴史家として日本の歴史と文化を深く研究している著者の言葉は示唆に富んでいる。そして最後でこう言っている。「私はこの本で、日本を愛しているフランス人として、日本人が密かに思っていても口に出せないことを代弁する役割を果たしたつもりだ。」
2026年9月19日土曜日
もう一度「AI はバカだ」論
AI
AI について今まで何度か書いてきたが、それらをまとめてみた。
▪️AI に「月曜日とは何ですか?」と聞くと「日曜日と火曜日の間の日です」と答える。それで「そんな当たり前のことを言って、AI さん、あなたバカじゃないの?」というとAI は「 申し訳けありません。人間の常識の範囲がどういうものかわからずに、単に言葉の上の定義だけで答えてしまいました。」と謝まった。
▪️AI 囲碁ソフトはプロのトップ棋士も負かすくらい強くなっている。しかし自分がパソコンでAIと対局すると100%勝てる。わざとメチャクチャな手を打つと、AI は混乱してしてしまって初心者以下の手を打ってくる。AI は人間の打った棋譜をすべて記憶していて、それをもとに勝つ確率の高い手を打つ。しかし囲碁というゲームの本質を理解しているわけではないので、セオリーに反する手を打たれると、対応がわからず頭が狂ってしまう。
▪️ある映画についてどう思うかをAI に聞いてみたら、世の中に出回っている映画評論をまとめただけで、独自性が全くない。それで「AI さんの言うことはちっとも面白くないですが、自分で映画を見て、その映像やストーリーから感じたことを言っているんですか?」と聞く。すると「申し訳けありません。私は映画を実際に見ているわけではなく、たくさんの論評を字で読んで、それをまとめているだけです。自分の感性で感じたり、考えたりするのは人間だけができることで、私にはその能力はありません。」とこれまた正直な答えが返ってきた。
▪️「美味しそうな料理が並んでいる楽しい食卓の画像を作ってください。」というと、ネットから拾ってきたような写真を出してきた。それで「こんなありきたりの画像でなく、もっと絵画的な感情のこもった画像を作ってください。」というと「すいません、絵画的なというと例えばどんな絵ですか?ゴッホのようなとか、モネのようなとか例をあげてくれると助かります。」と言うので「ピエール・ボナールのような絵を。」と言った、すると「ああピエール・ボナールですね。ボナールは光や色彩の美しさで食卓の楽しさを描きましたね」と分かったようなことを言ったが、結局出してきた画像は最初の画像をちょっと加工しただけだった。AI は最初の写真から離れて、オリジナルの画像を作ることはできなかった。