The history of photography
写真の歴史を調べていると、必ず真っ先に出てくるのが「ダゲレオタイプ」で、フランス人のダゲールが 1839年に発明した世界最初のカメラだった。この「ダゲレオタイプ」のカメラが1840年代にオランダ船によって日本にもたらされた。幕府に支えていた時計職人の上野俊之丞がこれを使って日本初の肖像写真を撮った。
長崎に日本初の写真スタジオを開いたのは上野俊之丞の息子の上野彦馬だった。もっぱら武家などの肖像写真を撮り、日本初の写真師となった。
「ダゲレオタイプ」は日本では「銀版写真」と呼ばれ、直接 金属板に感光させて、焼き付ける方式で、感光材料の製造技術は複雑で高価だった。それは直接ポジ像を作る方式だから何枚も複製することができない。だからほとんど普及しなかった。
本当の意味で写真が日本で開花したのは「湿板写真」という方式がもたらされた1850年代からだった。ガラス板に液状の感光材料を塗って感光させる方式だった。ガラス板はフィルムと同じで ネガ / ポジ方式 だから紙に何枚も印画できた。それで初めて写真が一般に普及していった。それをビジネスとして始めたのが「横浜写真」の下岡蓮杖で、「日本写真の開祖」と呼ばれるようになった。これについては先日書いた。→ https://www.blogger.com/blog/post/edit/5842824525266145803/1455832997182821526
昨日(6 / 1)は「写真の日」となっていて、上記 上野俊之丞が日本で初めて肖像写真を撮ったことからきている。しかし本当の意味での日本の写真の始まりはそうではなかった。
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