閑人の絵日記
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2026年6月18日木曜日
「へんちくりん江戸挿絵本」
Illustrated book in Edo
浮世絵や絵巻物など”正統派”の江戸文化研究からはみ出した”へんちくりん”な江戸の出版文化を取り上げた本だ。江戸では、様々な情報や知識が本によって人々に伝達されたが、それらの多くは挿絵が中心で「挿絵本」と呼ばれた。そういう本が一般的になると、それを茶化す挿絵本もたくさん出版された。誰でも知っている本の内容をパロディ化して人々を面白ろがらせた。「へんちくりん江戸挿絵本」はそういう江戸人の遊び心をたくさんの事例で示している。
これは遊郭通いする仏を描いている。遊郭で、地蔵とお釈迦様が後光を背負ったまま宴会を楽しんでいる。酒の肴には焼き魚も並んでいて、生臭さ物も厭わない。
宴会が終わって、それぞれが屏風の内で床入りする場面。遊女に「後光はとって寝なんし」と言われ言われ、後光は外している。
仏たちは遊女にモテるだけではなく、三味線や長唄もうまい。この後、地蔵は馴染みの遊女とと駆け落ちしましたとさというお話。神様仏様をパロディ化している物語だ。
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