Manabu Ikeda 「Rebirth」
連日 TV で千葉の洪水の映像を見ていて、池田学の絵画を思い出した。個展「The Pen」展(2017 年)のなかで、東日本大震災の津波をテーマにした代表作「再生」があった。図録の表紙(右図)にも使われている。東日本大震災の翌年から3年かけて制作された3m × 4m の大作だが、ペンとインクだけで描かれている。全体を離れて見ると、津波に襲われた巨木が再生して、花が咲いている美しい光景のようだが、そうではない。細部を細かく見ていくと、さまざまなことが細密に描かれている。それは作者のアポカリプス(終末論)的世界観の表現だ。
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