Twilight Landscape
きのうはアマチュア向け教科書に載っているトワイライトの描き方の見本のような絵を紹介したが、今回はトワイライトをさまざまに描いた歴史上の名画を集めてみる。
「ローマの日没」 シモン・ドニ
19世紀初めの新古典主義のドニは北欧の人だが、イタリアの風景を
たくさん描いた。日没の空を画面いっぱいにドラマチックに描いている。
モネのヴェネチアのトワイライトの風景。強い光が水面にも反射して、教会が
シルエットで浮かび上がっている、画面いっぱいに光が満ちていて印象派らしい。
表現主義のフリードリッヒは、風景に託して自身の内面を表現したが、日没の海を
見て瞑想している二人の男は、フリードリヒ自身の宗教的感情を表している。
19世紀のバルビゾン派のミレーは、日没直後のまだ明るい光が残るトワイライト
の空を美しく描いている。ロマン主義的な感傷を誘う名作絵画。
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