2026年7月26日日曜日

SNS

SNS Addiction 

先日、小中学生の全国学力テストの結果が発表された。それによると、「思考力」を試す問題で成績が悪い子供が多いという実態を示していた。そしてスマホや SNS の利用時間が長い子供ほど「思考力」の成績が低いというデータも示されていた。

SNS から流れてくる手軽な情報を見て分かったつもりになってしまい、それ以上に「なぜ?」とか「どうして?」とか能動的にものを考えなくなってしまう。昔の子供は本を読むのが大好きで、それが「思考力」を養っていたが、現在はスマホや SNS が子供から本を読む習慣を奪い「考える力」を低下させる原因になっている。

最近、子供の SNS の使用を制限する法律を制定する国が増えているのも。子供が SNS 依存のままで大人になってしまうことへの危機感がある。

歴史上「なぜ?」とか「どうして?」などと国民が思わないように、本を読むことを禁止して国家権力を維持していた時代がたくさんあった。その代表がヨーロッパの中世で、王権専制政治の権力を守るために、庶民がいろいろな考え方に触れて目覚めることのないように、本を読むことを禁じていた。だから中世は「暗黒時代」と呼ばれる。この時代を描いた「神々のたそがれ」という映画がある。本を隠し持っている人間は役人に見つかり、処刑される。


この映画は、ロシアがまだソ連時代に反体制的な映画を作っては何度も上映禁止処分を受けていた名監督アレクセイ・ゲルマンによるもの。映画の舞台を中世に置き換えて、思想・言論の自由を制限しているソ連の専制政治への批判をしている。

今 SNS のおかげで、本を禁止する中世のようことをしなくても、国民を操るのが簡単な時代になっているようだ。 


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