2026年7月6日月曜日

大阪万博の EV バス墓場

OSAKA  EXPO

大阪万博の EV バスのトラブルの件で、いまだにゴタゴタが続いているようだ。

日本のベンチャー企業が設計して中国メーカーに生産委託したバスだが、ブレーキの不具合など重大なトラブルが多発して使えなくなり、190台がいまだに EVバス墓場に野ざらしのまま放置されているという。

閉幕後は一般路線バスに転用する予定だったがそんな危険なバスを引き取る会社はない。バスを発注した大阪メトロは損害賠償を請求し、国も助成金の返還を求めている。バスを作った企業は経営破綻した。今どき EVバスは日本中で普通に走っていて、特別な技術ではないのに、なぜか大阪万博は失敗した。


思い出してみると、大阪万博では他にもたくさんの問題が起きた。

・外国パビリオンの建設遅れが問題になったが、その工事費の未払い問題でいまだにもめている。だが大阪府市は知らん顔のようだ。
・主催者は「並ばない万博」と息まいていたが、入場券ネット予約システムの設計に失敗した。大阪市長もデジタルの知識が不足していたことを認めて謝罪した。
・大阪万博が最大の目玉にしていたドローンタクシーの開発に失敗して、ただの無人飛行のデモに終わった。
・大屋根リングの再利用の問題は当初から危惧されていたが、結局解体されることになった。350億円の税金の無駄使いに終わり、大阪府市の無計画ぶりの責任が問われている。
・交通インフラの脆弱性が当初から懸念されていたが、大阪メトロの故障による帰宅難民が大量発生して、それが現実に起きてしまった。


未来の技術や社会の姿を先取りして見せるのが万博の役目だが。「未来」どころか「現在」にも追いついていない万博だった。


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