Double Speak
トランプ大統領はイラン空爆を「壮絶な怒り」作戦と呼んでいる。3人のアメリカ人が死んだことへの報復だとしている。自分の方から先制攻撃を仕掛けて数百人を殺しておきながら、正当防衛かのように言って正当化しようとしている。
こういうのを「ダブルスピーク」といい、最近この言葉がよく使われる。プーチン大統領がウクライナに攻撃を仕掛けたのを「戦争」と言わず「特別軍事作戦」と言っているのと同じで、一方的な軍事侵攻は国際法違反になってしまうからだ。日本もかつて「日中戦争」のことを「支那事変」と呼んでいた。
「ダブルスピーク」という言葉は、政治家が、真実とは逆の言葉を使って、国民の認識を操作しようとする技術だ。そのもとは、ジョージ・オーウェルの小説「1984」から来ているといわれている。独裁者が、戦争は平和をもたらすためだとして、「国防省」を「平和省」に変えるなどした。映画化した「1984」でもそのシーンが出てきた。他国を侵略し続けている独裁者が TV で演説しているが、画面の下に「WAR IS PEACE」(戦争は平和だ)や、「FREEDOM IS SLAVERY」(自由は奴隷制だ)というスローガンが見える。それに国民は熱狂している。
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