"Old Age" Movies
先日、認知症映画を取り上げたが、そのついでに認知症以外で、老人の老いをテーマにした映画を挙げてみる。この3作はいずれも映画史に残る名作だ。
「ウンベルト D」
古い映画だが、老いの悲哀を描いた名作。わずかな年金で暮らしている元公務員の主人公は、家賃が払えずアパートを追い出されて、路頭に迷う。しかし身なりは昔のままにパリッとして、プライドを保とうとしている。道で思わず人に手を出して物乞いをしてしまうが、あわてて手を引っ込める。代わりに愛犬に帽子をくわえさせて物乞いをさせる。そしてついに、愛犬を抱いたまま線路で飛び込み自殺をはかるが・・・
古い映画だが、老いの悲哀を描いた名作。わずかな年金で暮らしている元公務員の主人公は、家賃が払えずアパートを追い出されて、路頭に迷う。しかし身なりは昔のままにパリッとして、プライドを保とうとしている。道で思わず人に手を出して物乞いをしてしまうが、あわてて手を引っ込める。代わりに愛犬に帽子をくわえさせて物乞いをさせる。そしてついに、愛犬を抱いたまま線路で飛び込み自殺をはかるが・・・
ヴィトリオ・デ・シーカ監督のイタリアン・ネオ・リアリズム映画の傑作。予告編映像→ https://www.youtube.com/watch?v=NqxkPx786pE
「八月の鯨」
海の見える見晴らしのいい家に高齢の老姉妹が住んでいる。妹は体が不自由で、一日中窓から海を眺めている。姉は妹の面倒を見ている。何もすることがない二人は、若い頃の思い出の中に生きている。まるで時が止まったような毎日だ。しかし8月になると海に鯨の群がやってくる。若い頃は鯨を見るために海岸へ走って行ったのだが・・・往年の大女優、リリアン・ギッシュとベティ・ディビスが共演した。予告編映像→
「生きる」
定年退職が目前の区役所の課長が、ガンで余命いくばくもないことを告げられる。そして自分の人生を振り返る。書類にハンコを押すだけの毎日で、自分が生きてきた意味とは何だったのか、虚しさを感じる。そのとき、近くの空き地に子供用の公園を作って欲しいという主婦たちの陳情を受ける。そして公園を作ることを決めて実行に移し、最後に完成する。雪が降る夜中にそのブランコにひとり乗りながら、人生で初めて、ささやかな「生きる」ことの意味を見つけたのだった。
監督:黒澤明、主演:志村喬の名作で、4年前にイギリスで「Living」としてリメイクもされた。予告編映像→
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