2026年3月14日土曜日

菅野聖子の絵画と烏口

Seiko Kanno & Ruling Pen

日経新聞で連載中の「メディアアート的視点」のコラム記事で、菅野聖子という作家の「「レヴィ・ストロースの世界」という作品が紹介されていた。横幅2m以上の大作だが、画面全体が均一な細い線だけで埋めつくされている。


この線はすべて「烏口」で引かれているそうだ。そういえば、かつて「烏口」という道具があったことを何十年ぶりかで思い出した。製図をするのに普通に使っていた「烏口」のことをすっかり忘れていた。

同記事は、この 1971 年の作品について、現在のコンピュータ・グラフィックス的な発想をすでにもっていたといっている。たしかにコンピュータの時代になって「烏口」の姿が消えたことを思うと納得がいく説明だ。

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