Kingdom of Heaven
映画「キングダム・オブ・ヘブン」は十字軍の映画だが、昨今のアメリカとイランの戦争の歴史的な背景を理解するのに役にたつ。
中東のエルサレムは、キリスト教とイスラム教の両方の聖地だが、12 世紀頃にはイスラム教のエルサレム国家が支配していた。十字軍は、エルサレムを奪還するために派遣されたキリスト教国家の軍隊だった。だから十字軍の映画では必ず、キリスト教は正義で、イスラム教は悪であるという前提で作られてきた。
しかしリドリー・スコット監督のこの映画は、キリスト教側とイスラム教側を対等に扱っている。エルサレム国王は戦争を平和的に解決しようとする魅力的な人物として描かれている。
この映画で、十字軍のシンボルがたびたび登場する。「エルサレム十字」と呼ばれ、中央に赤色の十字があり、四隅に小さい十字がある。この場面でも十字軍の騎士が胸につけていて、後ろにはその旗が掲げられている。
現在、イランと戦争をしているアメリカのへグセス国防長官が胸に、「エルサレム十字」をタトゥーにしていることが物議を醸している。
0 件のコメント:
コメントを投稿