Priming Effect
上の図では四角い枠の左上にネズミがいる。下の図では枠の右下にネズミがいる。この二つの図を連続して見ると、ほとんどの人がネズミが左上から右下に移動したと感じる。しかしその根拠は何もない。もともと2匹のネズミがいたのかもしれないし、その他のストーリーもいろいろありうる。人はこのように思いこみや、先入観で判断してしまいがちだ。このように初めに与えられた情報(刺激)が、無意識のうちに次の行動に影響を与えることを「プライミング効果」という。例えば食べ物 の TV CM で、美味しそうに食べる映像を見たあと、無意識にその食べ物を買ってしまうなど。
TV CM くらいならまだいいが、最近、政治で「プライミング効果」が利用される。政治家の SNS で、人々の関心や注意を引くような画像や映像がネット上にあふれている。スマホが普及した現在、大量の同じような情報を繰り返し受ける。すると情報の価値をいちいち自分の頭で判断することなく受け入れてしまう。無意識のうちに情報に操られて、言動や行動が左右されていく。
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