2026年1月15日木曜日

2点透視の街の風景

Two-Point Perspective 

街の風景の絵は一点透視で描かかれることが圧倒的に多い。右のユトリロの例のように、画面中央に道路があって、両側に建物が並んでいる。画面中央に消失点が1個だけある1点透視だ。

逆に建物が画面中央にあって、両側に道路がある 2 点透視の例を探したが少ない。やっとゴッホの絵をひとつ見つけた。両側を道路に挟まれた建物を描いている。道路が左右両方向に伸びていて、消失点が二つある。建物も2点透視になる。


日本では横尾忠則が Y 字路の連作をやっているのが有名だが、当然これも2点透視になる。Y字路に挟まれた手前がとがった建物が逆遠近に見えるのが面白い。そして道が分かれ道になっていて、どちらへ行こうかと思わせる面白さもある。


ユトリロのように1点透視では建物の側面しか見えないが、2点透視では建物全体を見せることができる。あらためて、下図はその原理図。上は1点透視、下は2点透視 (図はネットより)


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