Escher 「Reptiles」
エッシャーの有名な名作はいろいろあるが、この「爬虫類」もそのひとつだ。スケッチブックに描かれたトカゲのような爬虫類が立体になって画面から抜け出し歩き出す。そして最後に再び平面化して、スケッチブックの中に戻っていく。「2次元と3次元の間の連続的変化」と「循環」という、エッシャーの得意な二つのテーマが盛り込まれている。そしてもちろん、この絵を成り立たせているのは、描かれているたくさんの小物のリアルな描写だ。
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