2020年10月23日金曜日

風景画の「水面の反射」

 Reflections

水の水面の状態によって、反射の仕方が変化する。無風で静かな水面では鏡面反射になり、木の輪郭がくっきりする。小さなさざ波や若干の揺れがあると、輪郭がボケる。そして遠景になるほど細かい反射は見えなくなり、ぼやける。

(図:「Perspective」より)

物の輪郭は 「Edge」だが、左は「ハード・エッジ」で、右は「ソフト・エッジ」と呼ばれる。「ソフト・エッジ」では「ウェット・イン・ウェット」を使って細かい形を無くしている。特に水彩では、こういう表現の使い分けがしやすい。


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