2020年10月13日火曜日

都市の景観 絵になる風景とは

 Research on Landscape Design

「都市風景画を読む」は面白い本で、絵画研究が目的ではなく、絵画に描かれた景観を研究している。絵になるような美しい景観の特徴を抽出して、都市の景観デザインに役立てることが目的の書。

絵画が描かれた場所をパリやロンドンでの現地調査によって探しだし、地図上で「ここ」と特定する。そしてその視点から見た実景がなぜ美しいかを分析する。それを印象派などの名画 1 0 0 点くらいで行っている。場所を特定するために気の遠くなるような作業をしている。
(画像は左から、絵画、実景写真、絵が描かれた場所の視点と視軸を示した地図)

ゴッホ「オヴェールの教会」

ユトリロ「ノルヴァン通り」

モネ「ウェストミンスター橋」

 

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