2026年10月29日木曜日

「限りなく透明に近いブルー」

 Ryu Murakami

村上龍が亡くなった。「限りなく透明に近いブルー」(1976 年)は大昔に読んだが、詳しい内容は忘れてしまった。ただ、当時はとても強いインパクトを受けたことは覚えている。

小説はあの頃の「時代の空気感」をリアルに描いていた。高度経済成長の熱狂の終わり、若者たちの政治や理想への幻滅といった閉塞感に満ちていた。未来が見えない若者たちは、虚無感やしらけにおちいり、ただアメリカ文化の流行を追って毎日を刹那的に生きている・・・

ちなみに、ここに登場するハンバーガーやロックミュージックやドラッグが日本で流行り始めたは小説と同じ1970 年代だった。



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