Wallie
前回のゴミ問題をテーマにした絵画の続きで、同じテーマの映画を。「ウォーリー」は、ゴミをテーマにしたディズニーアニメの傑作だ。
近未来、人間はゴミに覆われて生物がいなくなった地球に住めなくなり、巨大宇宙船に移住している。一人残されたロボットのウォーリーは、与えられた任務のゴミ処理の仕事をしている。しかしウォーリーはロボットだが、人間の感情を持っている。そしてゴミの山の中で奇跡的に生きていた一本の苗木を見つけ、大切に育てている。
やがて宇宙船が派遣した生物絶滅ロボットがやってきて、わずかに生き残った昆虫や草を焼き尽くしていく。ウォーリーは宇宙船に乗り込んでいき、生物絶滅ロボットを大量生産している工場を止めようとする。しかしそのハイテク工場は AI が支配していて、人間は AI にコントロールされている異様な世界だった。そして AI 対ウォーリーの戦いが始まる・・・
最後にウォーリーが勝って、人々を AI の支配から解放して、地球へ帰還させる。ウォーリーが大事に守ってきた一本の苗木を廃墟の地球に植えると、やがて草木が育ち始める。そしてディストピアだった地球が、人間が住むことができる希望の地に蘇り始める・・・
この映画について聖書学者のアデル・ラインハルツは、「ハリウッド映画と聖書」の中でこう解説している。「ウォーリーの物語は、滅びた生命を救い出し、命あるものが栄える世界へ帰還する、という聖書のビジョンと完全に重なっている。創世記の中にある『見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる』という言葉をこの映画はモチーフにしている」



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