2026年8月6日木曜日

アニメ「風たちぬ」とイタリアの飛行機

 Itaian Plane

日英伊3国による次期戦闘機の共同開発が進み始めたようだ。しかし戦闘機の歴史で、日本の「零戦」とイギリスの「スピットファイア」はすぐに思い浮かぶが、イタリアは?と思うのは間違いで、イタリアには先進的な飛行機の伝統がある。そのことがわかるのが宮崎駿のアニメ「風たちぬ」だ。

このアニメは「零戦」の設計者だった堀越二郎の生い立ちを描いている。少年の頃からパイロットを夢見ていた二郎は、イタリアの飛行機「カブローニ」に憧れていた。

カブローニ社の「カブローニ Ca.60」という飛行機がこのアニメで登場する。3段重ねの主翼が3つある9葉機で、100人の乗客を乗せて大西洋を横断する巨大旅客機だった。また戦争中にカブローニは、実用化には至らなかったが、世界初のジェットエンジンの開発に成功している。



大人になった堀越二郎は、カブローニのように「美しい飛行機」を作りたいという夢を「零戦」で実現する。しかしやがてそれは特攻兵器として使われるようになり、「美しい飛行機」への夢が裏切られていく。なお、イタリアの飛行機へのリスペクトに溢れたこのアニメはイタリアで大絶賛されたという。

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