Ettore Sottsass
アーティゾン美術館で「エットーレ・ソットサス展」が開かれている。しかしあまり見に行く気にならない。
ソットサスは 1960 ~ 1970 年代にかけて、オリベッティの製品のデザインを手がけていた。機能主義のデザインだが、ドイツの機能主義と違ってイタリアらしい温かみのあるデザインだった。その頃のソットサスの製品デザインはデザインの教科書のような憧れの存在だった。
例えばこの「テクネ3」(1964年)というタイプライターは、端正な造形が美しい機能主義デザインの見本だった。
上はプロ用だが、こちらは一般コンシューマー向けのタイプライターで有名な「ヴァレンタイン」(1969年)。すこしポップなデザインだが、キャリングケース(愛称がバケツだった)にすっぽり入れて持ち運べる便利なデザインだった。パソコンがない時代で、自分でも買って使っていた。
大型コンピュータの「エレア9003」(1959年)は大型コンピュータだが、ディスプレーのように見えるのは操作パネルで、ボタンをグラフィカルに配置している。今の時代に普通になるGUI の考え方を先取りしていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿