Kubrick's One-Point-Perspective
スタンリー・キューブリックの映画には、一点透視のカメラワークが多用されているということを説明しているサイトが、あるブログで紹介されていたので、さっそく見てみた。「2001年宇宙の旅」や「時計じかけのオレンジ」などからたくさんの画面例があげられている。キューブリック作品を見ていても一点透視のことなどは意識していなかったので、なるほどそういえば、と気がついて面白い。
一点透視は、消失点上にいる主人公などに見る人の視線を誘導する。あるいは人物が道を歩いていれば、周りの景色が後ろへ流れていくから、自分も歩いている気分になる。光景を第三者的に外から見ているのではなく、見ている人がその場所にいるような感覚をもたらす。キューブリックはそういう臨場感をねらっているに違いない。
動画はこちら→ https://gigazine.net/news/20120901-kubrick-one-point-perspective/
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