Lod Airport Massacre
昨今の、イスラエル対パレスチナの終わらない戦争を見ていると、 50 年くらい前の経験を思い出す。
仕事でイタリアのミラノへ出張した時のことだが、空港でいきなり銃を持った警備の兵士3人に囲まれた。そして別室へ連行され尋問を受けた。スーツケースと一緒に持っていた大きなダンボール箱がまずかったようだ。中身は仕事関係の資料だったが、銃を突きつけながら、箱を開けろと言う。言われるとおり開けて中身を見せるとやっと釈放された。
(事件直後の空港。警察庁のサイトより) |
この事件に衝撃を受けて、各国の国際空港で、軍隊が警備をするようになった。特に日本人に対して警戒が厳しくなった。ミラノ空港での自分も、爆弾を持っている日本人テロリストと疑われたわけだ。
そしてイスラエルとパレスチナは、その当時と変わることなく、いまだに無差別殺傷テロの応酬を続けている。
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