2024年12月12日木曜日

セルフレジのインターフェース

User-interface of Self-checkout

飲食店やスーパーでセルフレジが増えてきた。それ自体は悪いことではないが、機械の使い勝手が悪い。慣れている店ならいいが、初めての店ではシステムが違うので戸惑う。この間もある店でもたついていたら、真面目そうな高校生のアルバイトがとんできて「バーコードをスキャンして下さい。バーコードって知ってますか?」と言われた !!!  「いえ知りません。年寄りなもんで。バーコードって何ですか?」と返事してみようかと思ったがやめておいた。


それはともかく、セルフレジのユーザー・インターフェースは良くない。インターフェースデザインの創始者の D. A.ノーマンは、名著「誰のためのデザイン?」の中で、「使い方の説明書きラベルを貼らなけれならない機械は失敗デザインだ」と喝破した。まさにこの写真のようなことだ。また上記のような、人間の従業員の手助けが必要な機械も、ラベルと同じで失敗デザインだ。


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