「ポーチ」は他のアメリカ映画にもよく出てくるが、大体は何もすることがないお年寄りが一日中を過ごす場所として描かれている。この映画は特にそれが効果的だった。また道路に面しているから、近所の人と交流できる場所にもなる。日本の家にはこういう半アウトドアの空間がないが、強いて言うと、昔の家で、お年寄りが一日中ひなたぼっこをしたり、近所の人とおしゃべりしていた「縁側」がこれに近いかもしれない。
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2019年7月12日金曜日
ポーチという場所
Porch
連日ニュースでトランプ大統領が、自動車産業の雇用を守るために関税を引き上げるとか、悪化した治安を守るために移民を排除する、などとやっている。少し前の映画だが、そんなアメリカの問題が凝縮されたような映画のことを思い出した。
デトロイトが舞台の映画「グラン・トリノ」は、自動車産業が廃れ、スラム化した街は外国人移民だらけになり治安が悪い。その中で、自動車工場の元労働者(クリント・イーストウッド)で、愛車がアメ車全盛時の「グラン・トリノ」であることだけがプライドの男が侘しい一人暮らしをしている。一日中ポーチに座って缶ビールを飲んでいるこの場面、テーブルには飲み終わった缶が並んでいて、足元のクーラーボックスには、さらに一日分のビールが用意してある。話は、隣に引っ越してきた東洋系の女の子と親しくなる・・・ところから始まる。
「ポーチ」は他のアメリカ映画にもよく出てくるが、大体は何もすることがないお年寄りが一日中を過ごす場所として描かれている。この映画は特にそれが効果的だった。また道路に面しているから、近所の人と交流できる場所にもなる。日本の家にはこういう半アウトドアの空間がないが、強いて言うと、昔の家で、お年寄りが一日中ひなたぼっこをしたり、近所の人とおしゃべりしていた「縁側」がこれに近いかもしれない。
「ポーチ」は他のアメリカ映画にもよく出てくるが、大体は何もすることがないお年寄りが一日中を過ごす場所として描かれている。この映画は特にそれが効果的だった。また道路に面しているから、近所の人と交流できる場所にもなる。日本の家にはこういう半アウトドアの空間がないが、強いて言うと、昔の家で、お年寄りが一日中ひなたぼっこをしたり、近所の人とおしゃべりしていた「縁側」がこれに近いかもしれない。
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