2021年3月26日金曜日

モンドリアン展

Mondrian

損保ジャパンビルの最上階にあった「
SOMPO美術館」が新築の建物に移ったが、初入館して「モンドリアン展」を鑑賞。モンドリアンが様々な画風を試みながら、最終的に抽象主義に行き着くまでの過程がはっきりわかって、とても興味深い。(画像は同展図録より)

スタートは昔ながらの自然主義絵画だが、その中でも造形性指向の方向に変わっていく。この農村の納屋の絵では、建物が非遠近法的で、平面的な幾何的構成になり始めている。後の抽象主義へ向かって一歩ふみ出している。


「女性の肖像」では、もっとはっきりと色面による構成になる。

モンドリアンは木をモチーフにした作品が多数あるが、「コンポジション 木々」では、具象性がほぼなくなり、木立を垂直・水平の線だけで構成した純粋造形になっている。

「色面の楕円コンポジション」は、キュビズムの影響を受けているとされるが、パリの街の建物がおり重なっている風景をモチーフにしている。直線・長方形・楕円などの幾何形態で構成している。なお右下の「KUB」の字は、この場所にあった看板の文字だという。


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