2021年1月3日日曜日

ラスコーの牛の絵

Lascaux cave painting 

2万年前のラスコーの洞窟壁画の牛。生命力にあふれた描画で、狩りの対象だった牛を畏敬の念で描いている。彼らは、天体現象から時間の高度な知識を持っていたという。だから今年は牛年だから(?)と描いた牛は、馬年に描いた(?)馬に上書きしている。


当時の家族を復元した模型。安全で暖かく灯りもあった洞窟で暮らしていた。コロナもなく健康的で、余裕のある文化的な生活を送っていたという。時間がたっぷりあったので、じっくり時間をかけて絵を描いたという。自分のイマジネーションを「表現したい」という強い意志を感じる。そんなホモ・サピエンスの時代に「芸術」が初めて生まれたという理由がわかる。


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