ルドン展(ポーラ美術館)を見に行ったときミュージアムショップで買った「幻想版画 ゴヤからルドンまでの奇怪コレクション」を眺めている。
絵画には「目に見える世界」を描く絵と、「目に見えない世界」を描く絵の2種類があるが、「幻想絵画」は目に見えない想像上のイメージを描く絵だ。幻想絵画の歴史の中から、ゴヤからルドンまでの版画を収録している。
19 世紀のルドンは「夢の中で」などで、近代の合理主義が人間の精神世界を壊していることへの抗議として、不可思議な夢の世界を描いた。これも時代への「挑戦状」だった。
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