キャディラックが準主役級(写真:YouTubeより) |
彼の映画も「冗舌なサービス精神」で観客を楽しませることに徹している。「パルプ・フィクション」などいい例で、ストーリーと関係ないムダなシーンやムダなセリフがいっぱいだ。「パルプ・フィクション」は「くだらない話」という意味だから、自分でそのままの題名をつけている。
今度の作品も2時間 41 分の長尺で「まだ、しゃべりタランティーノ?」状態が延々と続く。それは面白くていいのだが、内容が昔のハリウッドの内輪話・思い出話で、タランティーノが自分だけ楽しんでいる感があるのがちょっと残念だった。
1970 年頃の、ハリウッド大通り・自動車・ファッション・ヒッピー文化、などが忠実に再現されていて、当時のロサンジェルスの雰囲気を懐かしむことはできた。
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