フランスの現代画家エリック・デマジエールは、空想都市を幻想的に描いた人で、大好きな一人だが、魚眼レンズ的な視点で描いた作品がかなりある。
(写真は「Erik Desmazieres, Imaginary Spaces 」より)
ビルの谷間から上を見上げた中心に、小さい丸い空が見える。魚眼レンズで見るとうりの見え方。
魚眼的視覚を利用した、スケールの大きい空想建築の風景。
パリの狭いパサージュ(小径)を魚眼的に描くことで、大きさのイメージを何十倍にも拡大している。
デマジエールの中でも有名な作品。小説「バベルの図書館」にヒントを得て描いた、迷宮のような図書館。洞窟の岩のような壁に囲まれた空間で、真上に見える天井と、真下に見える床との間の 180 度の魚眼の画角がめまいを感じさせる。
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