2024年7月27日土曜日

台北旅行

 Taiwan

台湾の台北へ行った時、市内観光バスに乗ったが、とうりいっぺんにぐるっと回るだけで、止まるのは土産物屋だけ。日本の旅行会社が運営しているから日本式ツアーだ。せっかく来たのだから台湾のことをもっと知りたいと思ったが、持ってきた「るるぶ」を見ても飲食店の情報ばかりで役に立たない。だから自分の足でひたすら歩くことにした。

”犬も歩けば” 式に歩いていると、こんな建物に出会った。日本統治時代に建てられた公共建築が台湾にはたくさんあるが、これもそのひとつで公会堂のようだ。アールデコ様式で、東京の日比谷公会堂などと雰囲気が似ている。(後で調べたら、終戦時に日本が降伏して、台湾からの撤退をする調印をした重要な建物だった。)


この建物の前の広場の反対側に、建物と向かい合うように立っている、こんな石碑を見つけた。「抗日戦争勝利台湾光復記念碑」とある。日本統治が台湾の近代化をもたらしたとよくいわれる。その象徴が上の公会堂だとすれば、この石碑はその反対の負の歴史の象徴かもしれない。



0 件のコメント:

コメントを投稿