2023年6月26日月曜日

アブストラクション展

Abstraction

アーティゾン美術館で開催中の「アブストラクション 抽象絵画の覚醒と展開」 展は、抽象絵画の誕生から現在までの発展を体系的に見せるという、画期的な展覧会。


ただし残念なのは、抽象絵画の3大始祖とされるカンディンスキー、マレーヴィッチ、モンドリアンの扱いが軽い。特にマレーヴィッチは一点もない。ほぼアーティゾン美術館所蔵作品だけで構成したからのようだ。

絵画に革命を起こしたマレーヴィッチは、ウクライナ(当時はロシアの属国)出身だが、共産主義ロシア政府から弾圧されて、晩年は抽象絵画を止めざるを得なかった。なにか今のご時世を思わせるようなだけに、芸術がいつも政治に翻弄されてきたという歴史を再確認する意味でも、出展して欲しかった。


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