2014年4月23日水曜日

若い頃の水彩画練習(3)

水彩画に限らず、すべての絵のプロセスで必ずやらされたのが、白黒スケッチによる構図の検討だ。「明と暗で画面を構成する」のが絵というものの根本であるという考え方がそこにはあり、色や形を写生するというのは二の次だということで、これは自分にとって革命的なことだった。明暗コントラスト(Value contrast)を画面の中でどう配分し、魅力的な画面を作っていくか、そのバリエーションを10cm位の小さいスケッチで描いて、その中から最終案を選び、ファイナルに進む。





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