2024年7月29日月曜日

キャロル・キングを聴きながら

 Carole King

1970 年頃(約 50 年前になる)、キャロル・キングを BGM にして仕事をしていた。いま改めて「つづれおり」の CD を買ってみた。大ヒットした「It's Too Late」が懐かしい。

1960 年代は、「カウンター・カルチャー」の時代で、音楽もロックを拠り所に、社会に革命を起こさんとするばかりに熱かった。反戦コンサートの「ウッドストック」がその頂点だった。しかし1970 年代になると、若者たちはさめた気分に変わり、目は、社会よりも個としての人間に向けられていった。自身を内省的に唄うシンガーソングライターの時代に変わっていく。その”はしり” がキャロル・キングだった。


ジャケットの写真は当時の LP の時のままで、カーリーヘアーとジーンズ(当時はジェンダー差別の時代で、女性のジーンズは、はしたないといわれた)だ。しかし新しい CD のジャケットには、別の写真がプラスされている。こちらのほうが、素直なかわいい女性 で、音楽のイメージに合っている。なお彼女は自分と同じ歳で、まだ存命だ。



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