Morning landscape with pastel
パステルは、風景のムード(雰囲気)を描くのに向いている画材だ。春夏秋冬の季節感、晴れ・雨・曇りの天候、朝昼晩の時間帯などによって変わる風景の表情を表現できる。
その例として、「朝」をテーマにした風景をあげてみる。朝の光は魅力的だが微妙で、移ろいやすい。日の出から昼の光になるまで数分しかない。その間の一瞬をとらえて絵にする。以下の作例は、初心者向けのパステル画入門書から取り上げた。
「朝の光」 日が昇り始める前の一瞬。あたりは暗いが、地平線の彼方だけがかすかに明るい。(Creative Painting withe Pastel より)
「早朝の夢」 明るくなり始めた森。樹々の輪郭は曖昧で、まだ覚め切らず、まどろんでいるような風景。(Pure Color, The Best of Pastel より)
「朝霧」 朝霧に霞んでいる幻想的な森の風景。(Randscape Meditation より)
「朝の沼地」 水辺の枯れ草だけに朝日が当たっている。空も森もまだ暗い。(Creative Painting withe Pastel より)
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