2018年6月15日金曜日

「建築の日本」展

Exhibition  "Japan in Architecture, Genealogies of Its Transformation"

サブタイトルの「その遺伝子のもたらすもの」の通り、日本の建築のなかに生き続けてきた DNA を9つの要素にまとめて、それらが現代においてどう変化し、海外にまで影響を与えているかを見せてくれる。見事なキュレーションと作品は見どころ満載。(森美術館、~ 9 / 7 )


妹島和代の「京都の集合住宅」には感心した。10 軒の家が 20 枚の屋根を共有していて、各戸の間は細い路地で繋がっている。京都の町家を現代的に再現したもので、プライバシーを保ちつつ、住民どうしのコミュニティを形成することに成功している。全体が一つの寄せ棟の屋根のように見える外観にそのコンセプトが表れている。


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