Movie "Franz"
第一次大戦の終戦直後、敵国だったフランスの青年がドイツの女性の前に突然現れる。なぜか?から始まるサスペンスタッチの映画。戦争の犠牲とその赦しが主題の映画(独仏共同制作)で予想以上に面白くミニシアターだけの上映はもったいない。
マネの絵「自殺」がストーリーの重要なキーになっている。(ピストル自殺した男の絵だがマネの作品としてはあまり有名ではない)ラストシーンの主人公の女性がルーブル美術館でこの絵を見ている場面で白黒だった画面が初めてカラーになる。そして「この絵を見ると生きる勇気が湧いてくる」とつぶやく。自殺の絵を見て生きたいとはなぜか? の説明は控える。
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