2017年10月3日火曜日

映画「ドリーム」と「イミテーション・ゲーム」 

Movie  "Hidden Figures"  &  "The Imitation Game"

「ドリーム」をさっそく観てきた。数学のプロが宇宙衛星打ち上げで大活躍する話だが、同じく国家的大プロジェクトで数学者が貢献するという似た設定の映画として、2014 年の「イミテーション・ゲーム」があった。両方ともコンピュータが関わっている。AI が人間を越えようかという今、コンピュータ発達史としてこの二つを観ると面白い。

映画「ドリーム」
NASAで軌道計算係を務めた黒人女性が差別と闘いながら活躍する話。やがてコンピュータが導入されるが、まだ信頼性が低く人間が検算していた。本番の有人衛星打ち上げの日、急遽彼女が呼ばれる。ものすごいスピードで手計算で計算する。そして衛星は計算通り飛行してぴったりの位置に着水する。

映画「イミテーション・ゲーム」
これは超おすすめ映画。やはり実話で、第二次大戦中にイギリスの天才数学者がドイツ軍の暗号を解読する話。苦闘の末に暗号解読機を作り上げ、解読に成功するが、この功績はイギリス政府によって抹殺され、悲劇の人になってしまう。最後の字幕がかっこいい。「彼が作った機械を今日我々はコンピュータと呼ぶ」

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