オットー・ネーベルという人は今まで知らなかったが、チラシの文句にも「知られざる画家オットー・ネーベル、日本初の回顧展」とある。しかし作品は初めて見る感じがしないのは一見クレーによく似ているから。実際、ネーベルはクレーのバウハウス時代からナチ政権時代にそろってスイスに亡命するまでずっと交流があったという。
この人が建築出身だからか構成を感じる絵だ。いろいろな都市の印象を描いた「建築的景観ー構成される画面」というコーナーの作品がとくにそう。例えば下はイタリアのポンペイの遺跡がモチーフで、スタディ作品だが素晴らしい。
( BUNKAMURA ザ・ミュージアム、〜12 /17 )
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