2017年1月29日日曜日

交番のデザイン

Koban

30年くらい前に警視庁が、「ポリスボックス」の名前通りの「箱」だった交番を新しいデザインに変えようということで都内数十ヶ所の交番を建築家に設計させた。最近それを見て回ったがとても面白い。小規模で単純な機能の、ただ親しみやすくて目立てばいいという建物なので、デザインの自由度が高いのだろう。そのぶん力作や駄作いろいろだ。


(左)数寄屋橋交番。幾何的形態と縞のカラリングがちょっとポストモダンを思わせる。
(中)京橋交番。こちらの3角屋根は和風。もとここにあった橋(京橋)の親柱が保存されているのが写真左下に見えるが、これをモチーフにしたデザイン。
(右)上野公園交番。場所柄モダンアートの作品のようなデザイン。迫力がある。


(左)日比谷公園前交番。バウハウス的モダンデザインの超ミニ版といった感じで、なかなか好ましい。写真では1階がよく見えないが、実物はそこもいい。
(右)池袋二又交番。曲面だけで構成したデザイン。造形レベルが高い。

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