映画「カミーユ・クローデル」は彫刻家カミーユ・クローデルの悲劇の生涯を描いている。ロダンの弟子になった彼女は妻との3角関係に悩まされるのだがついに心を病んでしまい精神病院で一生を終える。ロダンも彼女の作品からヒントをもらっていたと言われるくらいの才能が無為になってしまった。
アンディ・ウォーフォルと同時代のアメリカの女流ポップアーティストのマーガレット・キーンを描いた「ビッグアイズ」が面白い。妻が描いた絵を夫が営業マンとして売りこみ大成功し大金持ちになる。しかし実は妻は密室で描かされていて、夫がサインだけして自分の作品として発表していた。妻はついに決意して作者は自分だと名乗りでて裁判になるのだが、法廷での最後の結末がとても面白い。
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