全盛時代の各社のラジカセから100機種を選んで展示している面白い展覧会。担当した機種が6つもあって、久々に再会できた。
ラジカセは1985年あたりまでで絶滅したが、それはウォークマンとミニコンポの出現の時期。携帯性と音質の両方が中途はんぱになってしまいラジカセが苦しくなる。「デザイナー殺すにゃ刃物はいらぬ、ラジカセの一つもやらせりゃいい」と言っていたくらいラジカセは難しかった。
その最後が今では誰も覚えていない「YOKOHAMA」というシリーズだった。一時は花形だったのにラジカセの存在は家電の歴史から消えてしまった。そんなかわいそうなラジカセたちも「大」のつく展覧会をやってもらって喜んでいるだろう。 (池袋パルコミュージアム 〜12 / 27)
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