横浜には様々な様式の歴史的建築が現存している。ネオ・バロック様式(現神奈川県立歴史博物館)、ネオ・ルネッサンス様式(現日本興亜馬車道ビル)、帝冠様式(神奈川県庁舎)、など。その中で昭和初期の建築ではアール・デコが多い。パリで生まれて世界に広まったこの様式は、現代建築と比べるとレトロだが、当時の最先端デザインだった。
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2016年3月21日月曜日
横浜のアール・デコ:馬車道大津ビル
"ART DECO" in Yokohama
横浜には様々な様式の歴史的建築が現存している。ネオ・バロック様式(現神奈川県立歴史博物館)、ネオ・ルネッサンス様式(現日本興亜馬車道ビル)、帝冠様式(神奈川県庁舎)、など。その中で昭和初期の建築ではアール・デコが多い。パリで生まれて世界に広まったこの様式は、現代建築と比べるとレトロだが、当時の最先端デザインだった。
「馬車道大津ビル」は昭和11年(1936年)築の現役のオフィスビル。外壁のタイルを平面的に貼るのではなく、立体的にしたり、グラフィック的に構成をするのはアール・デコの特徴だが、このビルはその素晴らしい例だ。老朽化していて、タイルの落下防止のための薄い金網でビル全体が覆われている(写真がボケて見えるのはそのせい)が、よく生きのびている。テナントは建築事務所が多いそうだが、空家になって取り壊しという話にならないように守っているのかもしれない。
横浜には様々な様式の歴史的建築が現存している。ネオ・バロック様式(現神奈川県立歴史博物館)、ネオ・ルネッサンス様式(現日本興亜馬車道ビル)、帝冠様式(神奈川県庁舎)、など。その中で昭和初期の建築ではアール・デコが多い。パリで生まれて世界に広まったこの様式は、現代建築と比べるとレトロだが、当時の最先端デザインだった。
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