前回、自動車アートについて書いたとき、昔の雑誌のことを思い出したので、さがしてみたらありました。1968年の「Automobile quarterly」で、自動車アートが載っています。Walter Gotschke という人の絵で、描かれているのは、すべて1930年代のレースのシーン。
砂けむりと、排気音やタイヤのきしみなどが聞こえてきそうな臨場感があります。描いたのが今から約50年前で、描かれているのは、さらにそれより約30年前の情景ということを思うと、「自動車アート」というジャンルが、欧米の自動車文化の歴史の長さ深さの上に成り立っていることを感じさせます。
0 件のコメント:
コメントを投稿