巨大感と精密感
シド • ミードは宇宙ものの S F 映画にも多数関わっているので、宇宙モチーフの絵も多い。これは彼の得意な宇宙船の絵で、「2010」という映画用のイメージスケッチ。パースの使い方がうまく、巨大感がよく出ている。また、機械パーツをむき出しにし、それを緻密に描くことで、精密感を演出している。このような動物の内蔵を連想させるような機械のイメージは、車や建築などのモチーフでも、ハイテク感を出したいときによく使っている。この宇宙船の形はもちろん本物の裏付けによるものではなく、彼の頭の中で作られたもの。
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