2026年5月14日木曜日

窓から差し込む光とホッパー

Edward Hopper

ネットの SNS で、パースペクティブについての説明がよく流れてくるが、最近こんな図があった。窓から差し込む光をどう描くかという説明で、なかなか親切な図だ。 


それで思い出すのはエドワード・ホッパーだ。ほとんど全ての作品でと言っていいくらい窓から差し込む光の絵を描いた。


何もないガランとした部屋に窓から差し込む光だけを描いている。
最も有名なのはこの「海辺の部屋」。海が見える大きな窓から光が差し込んでいる。壁と床にあった光の形を描いている。









朝陽が差し込むカフェテリアで、夜勤明けの女性と、出勤前のサラリーマンがコーヒーを飲んでいる。壁の光が朝の雰囲気を出している。








朝陽が差し込む部屋で、壁や床にあたる光の形が面白い造形になっている。起きたばかりの気だるそうな女と、まだ寝ている男。都会の憂愁を好んで描いたホッパーの絵だが、窓からの光が重要な要素になっている。






どこか訳ありの物語性のある絵を描いたホッパーだが、この「朝の太陽」は有名な作品。起きたばかりの女が窓の外を気だるそうに見ている。多分夜勤明けで遅い目覚めなのだろう。壁に当たった光が朝のイメージを強調している。

オフィスの窓を外から描いた絵だが、室内の光と影が画面構成上な重要な要素になっている。






列車の車内の絵だが、窓からの光が床に当たっている。ホッパーはあくまでも光にこだわっている。


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