2018年12月6日木曜日

ホガース「誤った遠近法」の間違い探し

Hogarth's "Incorrect perspective"

前回の続き。ホガースの「誤った遠近法」はもちろん遊びだが、次のようなキャプションがついているそうだ。「遠近法の知識なしに絵を描くと、誰でもこのような矛盾をまぬがれることはない。」そこで遠近法の間違い探しパズルをやってみたら、誤りが9か所見つかった。(まだ漏れがあるかもしれないが)
ホガースは風刺画が得意で、右の絵は、金持ち貴族の新婚夫婦のだらしない生活を描いて、上流社会を皮肉っている。


・手前の男の釣り糸が、はるか向こうの川に垂れている。
・その男の足元の石畳の目地が向こうへかって広がっていて、逆遠近になっている。
・手前の家は下から見上げているが、後ろの家は上から見下ろしていて、視点が不一致。
・看板が向こうの家から出ているのに、支持棒は手前の家から出ている。
・看板の手前に遠くの木が重なっていて、前後関係がさかさま。
・2階の窓の女が、はるか遠くの丘にいる男にタバコの火を貸している。
・中央上部の並木が奥へ行くほど大きくなっている。
・その木に止まっているカラスが異様に大きい。
・川の手前にいる羊の列が遠くに行くほど大きくなっている。

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