閑人の絵日記
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2015年5月27日水曜日
閑人アーカイブ(3)「壊れた物たち」
廃屋や廃船は、人工物が自然物へ還っていくというはかなさの魅力と、幾何学的だった形が崩れつつある造形的な面白さがある。
北海道で見つけた廃屋。水産加工場だったらしい。雲間から光が射し込んでドラマチックな光景だった。
残雪の原野の廃屋。ぽつんとある寂しさ感を出すために、空を広くとる。
見事な廃船。壊れ方がじつにいい。荒涼感たっぷりの冬の北海道にぴったり合っている。
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