横浜山手の洋館「イギリス館」は、1937 年築のイギリス総領事公邸だった建物で、まわりの洋館と違って、大英帝国の威厳を誇示するかのような佇まいがある。屋内の建具や家具なども英国建築風の重厚さに満ちている。そして居間に飾られていた2枚の絵が目を引いた。これはイギリス特有のスタイルとして大流行したピクチャレスク絵画ではないかと思った。
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2019年6月12日水曜日
山手の洋館「イギリス館」でみつけたピクチャレスク絵画
British Consular Residence & Richard Wilson
横浜山手の洋館「イギリス館」は、1937 年築のイギリス総領事公邸だった建物で、まわりの洋館と違って、大英帝国の威厳を誇示するかのような佇まいがある。屋内の建具や家具なども英国建築風の重厚さに満ちている。そして居間に飾られていた2枚の絵が目を引いた。これはイギリス特有のスタイルとして大流行したピクチャレスク絵画ではないかと思った。
ピクチャレスク絵画は、イタリアの風景をモチーフにしながら、古代と現在の風景を空想で混ぜ合わせて、ノスタルジックな理想の風景を描いたもの。18 世紀のイギリスでイタリア旅行が大流行したことが背景にある。リチャード・ウィルソンはその大御所だった人で、イギリスの風景画に大きな影響を与えた。右はその代表作。上の2枚も彼の作品ではないかと思い検索したが、見つからなかったものの、構図や色調がそっくりなので、可能性はあると思う。
横浜山手の洋館「イギリス館」は、1937 年築のイギリス総領事公邸だった建物で、まわりの洋館と違って、大英帝国の威厳を誇示するかのような佇まいがある。屋内の建具や家具なども英国建築風の重厚さに満ちている。そして居間に飾られていた2枚の絵が目を引いた。これはイギリス特有のスタイルとして大流行したピクチャレスク絵画ではないかと思った。
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