Macchiaioll
5年ほど前に当ブログに投稿した 「イタリアの印象派:マッキアイオーリ」に対して、先日、見知らぬ人からコメントが来て、忘れていたその投稿のことを思い出した。
「マッキアイオーリ」とは、19 世紀のイタリアで起きた美術運動で、フランスの印象派に似ていた。印象派が、絵の具を混色せずに原色をキャンバスに並べる「筆触分割」で描いたように、マッキアイオーリも色の斑点(マッキア)を使って、光を捉えようとした。
それに対して今度もらったコメントは「マッキアとはイタリア語で『染み』のことを指します。エスプレッソ・コーヒーにミルクを入れたものを『カフェ・マッキアート』といい、ミルクがにじんだ染みのように見えます。絵画でもそれと同じ感覚だと思います」ということだった。イタリアに詳しい人のようで、なるほどと思い参考になった。
ちなみに5年前の投稿は下記のようだった。「麦うち場」という絵は、田舎の農家ののどかな風景を描いている。手前の庭で、犬が鶏を追いかけている部分の拡大が下で、筆触がはっきりと見えている。筆触を消して、ムラなく色を塗る古典的な絵画との違いがわかる。



















